グーグルの提供するChromeやgmailでは、危険なコンテンツや詐欺的なコンテンツ(ウイルス、フィッシング詐欺など)を配布しようとするホームページにアクセスしたりメールを受け取ったりした際に警告が表示される設定になっています。
このサービスのおかげで、より安全、かつ快適にインターネットを利用することが可能になります。
ただし、注意点としては警告表示を悪用した詐欺サイトが存在することです。本物に似せた偽の警告を表示させ、ウイルスサイトへアクセスさせたり、有害アプリをインストールさせたりする手口です。
今回の記事では、Chromeとgmailにおけるグーグル警告について案内いたします。
▶︎目次
1、Chromeにおけるグーグル警告とは
グーグルのクロームでは、有害なフィッシングサイトや危険なサイトにアクセスをした際に、警告ページが表示されます。Cromeはイギリスでの調査では、主要なブラウザの中で「最も安全性の高いブラウザ」として選出されるなど、安全性の高さを重要視しています。
Cromeでの安全ではないサイトの警告表示
グーグルの提供するブラウザCromeを使用していると、不正なサイトやフィッシング詐欺の疑いのあるサイトにアクセスしようとすると画面が真っ赤になり、警告画面が表示されます。そして、基本的にはグーグル(Crome)が危険と判断したサイトにはアクセスできません。
設定の変更で、警告を表示しないように変更することもできますが、設定を廃止するとインターネットウイルスへの感染リスクが画家丸為
非常に危険です。
Cromeの警告は表示のみ
Cromeで表示される警告については、表示のみです。
警告の後に、セキュリティソフトのダウンロードを推奨され、インストールボタンが表示された場合は、その警告はグーグルによるものではなくダミーのものです。
グーグルからの警告と見せかけて不安を煽り、不正なソフトウェアをインストールさせようとする手口ですので、絶対にダウンロードしないようにしてください。
Cromeの警告が表示されたページにアクセスする方法
絶対にオススメできませんが、どうしても警告が表示されたページにアクセスする必要がある場合には、アクセスするために以下の二種類の手段があります。
- 警告が表示されたページで「詳細」をタップする→「この安全ではないサイトにアクセスする」
- グーグルからの警告をあらかじめOFFに設定しておく
スマホ端末でCromeにアクセス中に、アドレスバー右側のメニューを開き、「設定」→「プライバシー」→「セーフブラウジング」と進み、チェックボックスのチャックを外します。
2、gmailにおける警告とセキュリティ対策
グーグルの提供するメールサービス、gmailでも同様にセキュリティ対策や警告表示が準備されています。
メール内容に関する警告文
スパムメールや、ウイルスなどによるメールアドレス不正使用によって知人のアドレスから届いたフィッシング詐欺メールやウイルスの添付されたメールについて、gmailでは「このメッセージは詐欺である可能性があります」といった警告文を表示します。
これらのメールには、詐欺サイトのurlが文中に記載されていたり、不正ソフトウェアを含んだファイルが添付されていたりするので、それらを自動的に判別する仕組みのようです。
スパムメールについては、一目見ただけで不正であると判断しやすいものですが、知人からのメールの場合は信じてしまうリスクが高まります。また、スパムメールと異なり迷惑メールフォルダではなく、通常の受信フォルダに入ってくるという点にも要注意です。
もし、内容的に信用するべきか否か迷う場合は、メールの差出人にいったん内容を確認してから対応するようにしてください。
また、知人に対しては、メールアドレスが乗っ取られている旨を伝え、パスワードの変更やPC、スマホのウイルスチェックを推奨してください。
2段階認証とセキュリティコード
Gmailログイン時のセキュリティを高めるために、二段階認証プロセスとセキュリティコードの利用が可能となっています。
二段階認証については、パスワードを二段階に設定することにより漏えい時の不正ログインを防止します。
セキュリティコードについては、パスワードを忘れた場合や新しい端末または場所でログインしている場合に、入力を求めるアカウント保護のためのコードです。Gmailにログインすればコードを確認できますので、セキュリティコードの入力を求められた場合でも本人であれば問題なくログイン可能です。
3、まとめ
グーグルでは、ブラウザやgmailで警告文章を表示させたり、ログインの認証を二段階設定にさせたりするなどして、インターネット利用の安全性の教科を図っています。インターネットやメールを利用していて、グーグルからの真っ赤な画面の警告文が表示されたときには、一度立ち止まってサイトやメールの信ぴょう性、安全性について確認を行いましょう。
グーグルの警告を悪用する詐欺広告表示の例もありますので、もし警告文書が表示されたとしても慌てずに冷静に対処することが求められます。
特に、警告文にてセキュリティソフトをインストールするように促された場合には必ず詐欺サイトですので、インストールせずに無視するようにしてください。
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